OBSトラブル確認 3

画面が映らない・録画できない場合

画面表示、シーン、ソース、録画開始の流れを確認します。

画面表示と録画確認

画面が映らない・録画できない場合

このページでは、OBSで画面が映らない場合や録画できない場合の確認ポイントを説明します。画面表示、シーン、ソース、録画開始の流れを順番に確認します。

トラブル1:画面が映らない

よくある状態

  • OBSのプレビュー画面が真っ黒になる
  • 画面キャプチャを追加したのに映らない
  • ウィンドウキャプチャを選んでも何も表示されない
  • ゲーム画面だけ映らない
  • 一部の画面だけ映らない

考えられる原因

  • ソースが追加されていない
  • 間違ったソースを選んでいる
  • 表示したい画面やウィンドウが選ばれていない
  • ソースが非表示になっている
  • ソースの順番が下になっていて、他の画像などに隠れている
  • ノートパソコンで、OBSと表示対象のグラフィック設定が合っていない
  • アプリやゲーム側がキャプチャを許可していない
  • OBSを管理者として実行していないため、ゲームキャプチャがうまくいかない場合がある

まず確認する場所

  • OBS画面下の「ソース」欄
  • ソース名の左側にある目のマーク
  • プレビュー画面
  • ソースの右クリックメニュー
  • Windowsのグラフィック設定
  • 表示したいアプリやゲームの画面

対処手順1:画面キャプチャを追加する

  1. OBSを開きます。
  2. 画面下の「ソース」欄を確認します。
  3. 「ソース」欄の左下にある ボタンをクリックします。
  4. 表示されたメニューから「画面キャプチャ」を選びます。
  5. 画面全体を録画したい場合は、まず「画面キャプチャ」を使うと分かりやすいです。
  6. 「新規作成」を選びます。
  7. 名前は分かりやすく、「画面録画」や「デスクトップ画面」などにします。
  8. 「OK」を押します。
  9. 画面を選ぶ項目が表示されたら、録画したい画面を選びます。
  10. 「OK」を押します。
  11. OBSのプレビュー画面に、パソコンの画面が映っているか確認します。

対処手順2:ウィンドウだけを録画する

  1. OBSを開きます。
  2. 録画したいアプリやブラウザを先に開いておきます。
  3. OBSの「ソース」欄にある ボタンをクリックします。
  4. 「ウィンドウキャプチャ」を選びます。
  5. 「新規作成」を選びます。
  6. 名前を「ブラウザ画面」や「Excel画面」などにします。
  7. 「OK」を押します。
  8. 「ウィンドウ」の項目から、録画したいアプリやブラウザを選びます。
  9. 「OK」を押します。
  10. プレビュー画面に、そのウィンドウが映っているか確認します。

対処手順3:ソースの目のマークを確認する

  1. OBS画面下の「ソース」欄を見ます。
  2. 追加したソース名の左側に、目のマークがあるか確認します。
  3. 目のマークが閉じている場合、そのソースは非表示です。
  4. 目のマークをクリックして、表示状態にします。
  5. プレビュー画面に映るか確認します。

対処手順4:ソースの順番を確認する

  1. OBS画面下の「ソース」欄を見ます。
  2. 画像や背景、画面キャプチャなどが複数ある場合は、順番を確認します。
  3. 上にあるソースほど、前面に表示されます。
  4. 画面キャプチャが下にあり、画像や背景に隠れている場合は、画面キャプチャを上に移動します。
  5. ソースをクリックして選びます。
  6. ソース欄の上下ボタン、またはドラッグで順番を変更します。
  7. プレビュー画面で映るか確認します。

対処手順5:ゲームや一部アプリが映らない場合

  1. OBSを一度閉じます。
  2. OBSのアイコンを右クリックします。
  3. 「管理者として実行」を選びます。
  4. OBSが開いたら、もう一度「ソース」欄の を押します。
  5. 「ゲームキャプチャ」または「ウィンドウキャプチャ」を追加します。
  6. 録画したいゲームやアプリを選びます。
  7. プレビュー画面に映るか確認します。

対処手順6:ノートパソコンで黒い画面になる場合

ノートパソコンでは、内蔵グラフィックと高性能グラフィックの切り替えが原因で、画面が黒くなる場合があります。

  1. Windowsの「スタート」ボタンを押します。
  2. 「設定」を開きます。
  3. 「システム」を開きます。
  4. 「ディスプレイ」を開きます。
  5. 「グラフィック」または「グラフィック設定」を開きます。
  6. アプリ一覧にOBSがあるか確認します。
  7. OBSがない場合は、OBSを追加します。
  8. OBSを選び、「オプション」を押します。
  9. 画面キャプチャがうまくいかない場合は、省電力または内蔵グラフィック側を選ぶと改善することがあります。
  10. ゲームキャプチャや高負荷な録画をしたい場合は、高パフォーマンス側を選ぶと改善することがあります。
  11. 設定を保存します。
  12. OBSを閉じて、もう一度開きます。
  13. プレビュー画面に映るか確認します。
※表示名や場所は、Windowsのバージョンやパソコンによって変わる場合があります。

トラブル5:画面サイズが合わない

よくある状態

  • 画面の一部しか映らない
  • 黒い余白が出る
  • 画面が小さく表示される
  • 録画した動画がぼやける
  • ウィンドウがはみ出している
  • スマホ用の縦長画面を作りたいのに横長になる

考えられる原因

  • キャンバスサイズと出力サイズが合っていない
  • ソースのサイズがプレビュー画面に合っていない
  • 録画したい画面とOBSの解像度が違う
  • ソースを変形したまま戻していない

対処手順1:ソースを画面に合わせる

  1. OBSのプレビュー画面を見ます。
  2. 映っている画面の周りに赤い枠が出ているか確認します。
  3. 赤い枠が出ていない場合は、ソース欄で対象のソースをクリックします。
  4. プレビュー画面で赤い枠が表示されます。
  5. 対象のソースを右クリックします。
  6. 「変換」を選びます。
  7. 「画面に合わせる」をクリックします。
  8. 画面全体にぴったり合うか確認します。

よく使うショートカット

  • 選択中のソースを画面に合わせる:Ctrl + F
  • 選択中のソースを中央に置く:Ctrl + D
  • ソースの変形をリセットする:Ctrl + R
※ショートカットは環境や設定によって変わる場合があります。うまく動かない場合は、右クリックメニューから操作してください。

対処手順2:キャンバスサイズと出力サイズを確認する

  1. OBS右下の「設定」をクリックします。
  2. 左側メニューから「映像」をクリックします。
  3. 「基本キャンバス解像度」を確認します。
  4. 画面全体を録画したい場合は、パソコン画面の解像度に合わせます。
  5. 一般的には、1920×1080、または1280×720が使われます。
  6. 「出力スケーリング解像度」を確認します。
  7. 録画動画のサイズを小さくしたい場合は、1280×720にすると軽くなります。
  8. 「FPS共通値」を確認します。
  9. 初心者の場合は、まず30fpsがおすすめです。
  10. 「適用」を押します。
  11. 「OK」を押します。

トラブル6:録画すると動作が重くなる

よくある状態

  • 録画中にパソコンが重くなる
  • 録画した動画がカクカクする
  • 音ズレする
  • OBSに「エンコードが高負荷です」と表示される
  • ゲームやブラウザ操作が遅くなる

考えられる原因

  • 解像度が高すぎる
  • FPSが高すぎる
  • ビットレートが高すぎる
  • CPUで処理していて負荷が高い
  • 同時に開いているアプリが多い
  • 録画保存先の容量が少ない
  • パソコンの性能に対して設定が重すぎる

対処手順1:解像度を下げる

  1. OBS右下の「設定」をクリックします。
  2. 左側メニューから「映像」をクリックします。
  3. 「出力スケーリング解像度」を探します。
  4. 1920×1080になっている場合は、1280×720に下げます。
  5. 「FPS共通値」を確認します。
  6. 60fpsになっている場合は、30fpsに下げます。
  7. 「適用」を押します。
  8. 「OK」を押します。
  9. もう一度録画して、動作が軽くなるか確認します。

対処手順2:録画設定を軽くする

  1. OBS右下の「設定」をクリックします。
  2. 左側メニューから「出力」をクリックします。
  3. 「出力モード」が「基本」か「詳細」か確認します。
  4. 初心者は、まず「基本」のままで大丈夫です。
  5. 「録画品質」を探します。
  6. 「高品質」や「超高品質」になっていて重い場合は、少し軽い設定に変更します。
  7. 「録画フォーマット」を確認します。
  8. 編集や確認がしやすい形式を選びます。
  9. 「適用」を押します。
  10. 「OK」を押します。

対処手順3:不要なアプリを閉じる

  1. 録画前に、使っていないアプリを閉じます。
  2. ブラウザのタブを開きすぎている場合は、必要なタブだけ残します。
  3. ゲーム、動画再生、画像編集ソフトなど、重いアプリを同時に動かさないようにします。
  4. OBSだけで録画テストをします。
  5. 軽くなったか確認します。

対処手順4:エンコーダーを確認する

  1. OBS右下の「設定」をクリックします。
  2. 左側メニューから「出力」をクリックします。
  3. 録画の「エンコーダー」を確認します。
  4. NVIDIAのグラフィックボードがある場合は、NVENCが選べる場合があります。
  5. Intelの機能がある場合は、QuickSyncが選べる場合があります。
  6. AMDの機能がある場合は、AMD系のエンコーダーが選べる場合があります。
  7. よく分からない場合は、自動構成ウィザードを使うと安全です。

録画前に必ず行うテスト

いきなり本番録画しない

初心者は、設定後すぐに長時間録画を始めるより、まず10秒から30秒ほどの短い録画テストをすると安心です。

録画テスト手順

  1. OBSを開きます。
  2. 画面が映っているか確認します。
  3. マイクに向かって話します。
  4. 音声ミキサーのマイクメーターが動くか確認します。
  5. パソコンの音を入れたい場合は、動画や音楽を再生します。
  6. デスクトップ音声のメーターが動くか確認します。
  7. 右下の「録画開始」を押します。
  8. 10秒から30秒ほど録画します。
  9. 右下の「録画停止」を押します。
  10. 「ファイル → 録画を表示」または「録画フォルダーを表示」を押します。
  11. 録画された動画を開きます。
  12. 画面が映っているか確認します。
  13. 自分の声が入っているか確認します。
  14. パソコンの音が入っているか確認します。
  15. 画面サイズが合っているか確認します。
  16. 動画がカクカクしていないか確認します。
  17. 問題があれば、該当する設定を見直します。

【OBSを使う前に確認しておきたい補足ポイント】

OBSの記事には、ダウンロード後の基本設定や録画方法だけでなく、初心者がつまずきやすい確認ポイントも入れておくと分かりやすくなります。

特に、以下の内容は補足しておくと安心です。

【補足1】録画前に必ず10秒テストをする

OBSでは、いきなり本番録画を始めるより、最初に短い録画テストをした方が安全です。

【理由】

  • 画面が映っているか確認できる
  • マイクの音が入っているか確認できる
  • パソコンの音が入っているか確認できる
  • 録画した動画の保存場所を確認できる
  • 映像がカクカクしていないか確認できる

【手順】

  1. OBSを開きます。
  2. 画面が映っているか確認します。
  3. マイクに向かって少し話します。
  4. 音声ミキサーのメーターが動いているか確認します。
  5. パソコンの音を入れたい場合は、動画や音楽を再生します。
  6. デスクトップ音声のメーターが動いているか確認します。
  7. 右下の「録画開始」を押します。
  8. 10秒から30秒ほど録画します。
  9. 右下の「録画停止」を押します。
  10. 「ファイル」から「録画を表示」または「録画フォルダーを表示」を押します。
  11. 録画された動画を開きます。
  12. 画面・音声・保存場所・画面サイズを確認します。

【補足5】画面キャプチャ・ウィンドウキャプチャ・ゲームキャプチャの違い

OBSでは、画面を映す方法がいくつかあります。初心者は、どれを選べばよいか迷いやすいです。

【画面キャプチャ】

パソコン画面全体を録画したいときに使います。初心者が最初に試すなら、画面キャプチャが分かりやすいです。

【ウィンドウキャプチャ】

特定のアプリやブラウザだけを録画したいときに使います。たとえば、Excelだけ、ブラウザだけ、資料画面だけを映したいときに使います。

【ゲームキャプチャ】

ゲーム画面を録画したいときに使います。ゲームによっては、OBSを管理者として実行しないと映らない場合があります。

【初心者向けの選び方】

  • 画面全体を録画したい:画面キャプチャ
  • 特定のアプリだけ録画したい:ウィンドウキャプチャ
  • ゲームを録画したい:ゲームキャプチャ

【補足6】録画が重いときの軽くする順番

録画中にパソコンが重い場合、いきなり難しい設定を触るより、簡単な順番で確認すると安心です。

【確認する順番】

  1. 不要なアプリを閉じる。
  2. ブラウザのタブを減らす。
  3. OBSの「設定」を開く。
  4. 「映像」を開く。
  5. 出力解像度を 1280×720 に下げる。
  6. FPSが60になっている場合は、30に下げる。
  7. 「適用」を押す。
  8. 「OK」を押す。
  9. もう一度、短い録画テストをする。

【補足文】

録画が重いときは、解像度やFPSを下げると軽くなる場合があります。最初から高画質を目指すより、自分のパソコンで無理なく録画できる設定を探すことが大切です。

【補足7】OBSの画面が小さい・大きいときの直し方

画面キャプチャを追加しても、映像が小さかったり、画面からはみ出したりする場合があります。

【手順】

  1. OBSのプレビュー画面を見ます。
  2. 表示されている画面をクリックします。
  3. 赤い枠が表示されるか確認します。
  4. 赤い枠が出た状態で、画面を右クリックします。
  5. 「変換」を選びます。
  6. 「画面に合わせる」を押します。
  7. 画面全体に合うか確認します。

【使えるキー操作】

  • 画面に合わせる:Ctrl + F
  • 中央に配置する:Ctrl + D
  • 変形をリセットする:Ctrl + R

※ショートカットは環境や設定によって動作が変わる場合があります。うまくいかない場合は、右クリックメニューから操作してください。

【補足12】記事に入れると分かりやすい画像・図解

OBSの記事には、文章だけでなく画像や図解を入れると分かりやすくなります。

【入れるとよい画像】

  1. OBSの基本画面全体
  2. シーンとソースの位置が分かる画像
  3. 画面キャプチャを追加する画面
  4. 音声ミキサーのメーターが動いている画像
  5. 設定 → 音声の画面
  6. 設定 → 出力の録画保存先
  7. 設定 → 映像の解像度画面
  8. 録画開始・録画停止ボタンの位置
  9. 録画フォルダーを表示する場所
  10. 画面に合わせる操作の画像

【画像を入れる位置】

  • OBSの基本画面説明の直後
  • 画面キャプチャ追加手順の近く
  • 音声確認手順の近く
  • 録画保存先の説明の近く
  • 画面サイズ調整の説明の近く
  • 録画テストの説明の近く

画像は大きすぎると本文の邪魔になるため、記事幅に合わせて見やすいサイズにします。

ここまでで、画面が映らない場合や録画できない場合の確認をしました。画面は映るけれど音が入らない場合は、次のページで音声の確認をしていきます。